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NHK「クローズアップ現代」で紹介されました。

7月25日(水)のNHKクローズアップ現代に、新藤兼人監督が出演しました。
95歳になっても映画への思いは尽きることなく、「気持ちは25歳のまま」と自然体で語る姿がとても印象的でした。「陸に上った軍艦」の製作の経過やメイキング映像なども紹介され、大きな反響を呼びました。
明後日の公開日には、1回目の上映後と2回目の上映の前に新藤さんと山本保博監督、蟹江一平さんをはじめとする若手俳優陣の舞台挨拶があります。
舞台挨拶1回目⇒1回目上映終了後12時35分頃から
舞台挨拶2回目⇒2回目上映前12時50分頃から
みなさん、ふるってお出かけください。

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コメント

ユーロスペースで『陸に上がった軍艦』の初日、おめでとうございました!
相変わらずのユーモアセンスでお元気な新藤監督へ間近で拍手をおくることができましたのは、2年前からこの作品の完成と公開を待っていた者にとって幸せなことでした。

20世紀を生き抜き、映画を通して語り続けるひとりの人間の重み、人生の素晴らしさを感じます。

そんな監督が、伝えておきたいことがあると、映像で記録してくださった戦時中の宝塚。歌劇の街、湯の街から風情がかき消された時代・・・遊園地で家族との束の間の再会を楽しんでいる兵士への暴力シーンも、動物園を知っているだけにショックでした。新藤監督の証言には、体験した者しか持っていない重さ、脳裏に残る残像を読んでいるようでした。
理不尽に直面した時、憤りでもなく、落胆でもなく、感覚が麻痺するのが恐ろしいことだと思います。この映画では、訓練の馬鹿さかげんや、人間関係の滑稽さによく笑いました。そんな笑える自分にきづくとき、「平和」の本当の意味と有難さを痛切に教えられるのです。戦争と暴力は笑いをも奪ってしまうのですから。新藤監督の95年を私たちは受け止め、語り継ぎます。

2度と劇場、映画、プール、競馬場・・・民衆の文化が戦争に奪われることがありませんよう、私たちは警戒し、努めなくてはなりません。愛しい人を別れさせ、罪の無い命を奪い去る軍隊への道を阻止しなくては。・・・選挙前の公開で、身が引き締まる思いです。
いままでも「宝塚」は私にとって、平和への願いでもありましたが、今日改めてその想いを新たにしました。
世界中にスミレの花が咲き続けますよう!(植村が地面に見つめる花は、スミレではありませんでしたが、目立たなくもしっかり根をはり、花を咲かす野花・・・印象的でした)

制作に携わった皆さま、ありがとうございました。


新藤監督の精神的若さに驚いた。よく決断して映画化したと思う。ラストシーンの監督の目は、95才の目とはかけ離れていた。
この映画を見たいと思ったのは、確かパンフレットか新聞の紹介記事で、木製の戦車を引いている写真を見て、滑稽さ、悲しさが直ぐ伝わってきたからであった。
初めて知ったが、片や一億総玉砕かの状況下で、米軍が宝塚を空爆する際、予告のビラに”宝塚のお嬢さん、正装して待っていて下さい。**伺います”等という文句ををばらまく余裕とユーモアにも驚いた。
私は50代だが、若い人にも是非見て欲しいものだ。
こういう戦争もあったのだと。

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