2006年10月15日(日)
木で作った模擬戦車に向かって、“アンパン”と呼ばれた地雷を投げつけ、敵戦車を殲滅するという訓練の場面。ここで撮影に使った戦車は、東京土建一般労働組合の協力で作っていただいた。当時は有り合わせの材料で工作兵が作ったということで、「訓練用に急ごしらえで作ったチャチな物を」とお願いしたが、職人の意地か、土台のしっかりした戦車上部の砲台まで回転する、大層立派な木造戦車が出来上がった。“汚し”をかけ、天板を少しはずして撮影したが、終了後、解体するのが一苦労であった。きちんと骨組みに溝を切って組み合わせてある本格的なつくりで、「手を抜かない仕事」が体に染み付いている技術者の一端を垣間見た。