メイン | 2006年9月24日(日) »

2006年9月23日(土)

俳優陣勢揃いで順次衣裳合せならびに持ち道具の確認を行う。軍隊では階級によって制服や装具が異なるので、配役ごとに、さらに場面ごとに、帽子から靴・ベルト・軍刀・ゲートル、髪形(といっても今回はほとんどが坊主頭だが)メイクに至るまでひとつひとつを確認して行く。助監督・衣裳・装飾・小道具・メイクなど各パート、撮影準備の最終段階である。
午後からは新藤先生に来ていただき、衣裳・装具を身に着けたままのキャスト全員とスタッフで話しを聞く。台本に書かれていることを実体験してきた実在の人物を前に緊張する若手俳優陣、ひとこと、ひとことがそれぞれの役に魂を吹き込んでいく。
続いて、リハーサルに入る。山本監督の指示のもと甲板掃除、直心棒での制裁など、次々と稽古が繰り返される。最初のうちは、にこやかな表情でアドバイスをしていた新藤先生も、熱がこもってくると立ち上がり身振り手振りで自ら体験した軍隊生活を説明する。「いやいや、そうじゃないんだ。こういう風にやるんだ」
60年以上前のことを何のためらいもなく語る新藤先生のおそるべき記憶力、それとも忘れようもないほど徹底的に身体に刻みこまれた苛酷な体験なのか。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://oka-gun.com/mt/mt-tb.cgi/6